物流コンサルサービス

生産現場を支える調達物流のパートナー
かんばん方式とデジタル管理で効率運営を実現

製造業の競争力強化を支える

サプライヤー各社から納品される資材・部材・部品の荷受けから在庫管理、生産ラインへの投入まで――。こうした「調達物流」を自社で完結させている製造業は少なくありません。しかし、生産の変動に即応し、在庫を最適化しながらジャストインタイムで資材を届けるには、高度な物流管理と調達設計が欠かせません。

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そこで注目されているのが、調達物流を物流専業者にアウトソーシングする手法です。これにより、荷受けから搬入、在庫補充、工程供給までを一元的に管理でき、自社リソースを生産や開発へ集中させることが可能になります。効率化と安定供給を両立するこの仕組みは、製造業の競争力強化を支える重要な要素となりつつあります。

当社は、古河電工の物流部門を母体として設立され、長年にわたり同グループの調達物流を担ってきました。光ケーブル、電線・ケーブル、銅線・アルミ線、金属製品、高機能樹脂製品、自動車部品など、多様な資材の調達・搬送・保管を一手に取り扱ってきた実績があります。

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生産拠点では、各サプライヤーからの資材を効率よく受け入れ、製造スケジュールと同期したタイミングでラインへ投入。調達対象は、光ケーブル部門におけるコア材や外被材料、金属部品、絶縁体原料、電力設備向け副資材など多岐にわたります。これらを安定的に供給することで、古河電工グループのものづくりを物流面から支えてきました。

国内では20拠点、海外では2拠点を展開し、国内外を結ぶ調達物流に対応可能なネットワークを構築。長年の経験で培われたノウハウをもとに、製造現場の安定稼働を下支えしています。

調達管理の一元化で物流コストを削減

当社は、製造現場と連動したかんばん方式に対応できる体制を整備しています。資材の投入タイミングに合わせて「かんばん」を外し、その情報をバーコードで読み取ることで、どの資材をどのタイミングで調達すべきかをリアルタイムで可視化。これにより、在庫過多や欠品を防ぎ、ジャストインタイムでの供給を実現しています。

また、調達車両の積載率を最適化する「管理ボード」方式を開発し、重量品・容積品をバランスよく混載して高積載率を維持する仕組みを構築。システム化によって、調達指示書の自動作成や配車タイミングの最適化も実現しました。その結果、在庫スペースや物流コストの削減効果を上げています。

さらに、複数のサプライヤーから納品される資材をハブ拠点に集約し、関東エリアの工場だけでなく、中部エリアの生産拠点にも効率的に供給するネットワークを構築。拠点間で情報を共有しながら、製造現場の生産リズムに合わせた安定供給を実現しています。

生産ラインの安定稼働を支える調達物流は、企業の競争力を左右する重要な要素です。しかし、サプライヤーの増加や生産変動への対応など、調達現場の課題は年々複雑化しています。当社では、古河電工グループで培った経験とノウハウをもとに、資材調達からライン供給までの全工程を最適化し、お客様の生産効率向上をサポートいたします。

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「調達物流を改善したい」「在庫・供給のムダを減らしたい」「複数サプライヤーを一元管理したい」といった課題をお持ちの際は、ぜひ当社にご相談ください。最適な調達スキームと運用設計で、ものづくりの“入り口”を支えるベストパートナーとしてお手伝いいたします。

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